- 2006-12-18 (月) 14:54
- ホンの気持ち★読書
ネタバレには気をつけていますが、読んでいない方は注意です。
石持浅海さんの『水の迷宮』。
タイトルと帯と表紙に惹かれて、衝動買い。
以下は、本の画像です。
さて、石持さんの本は『月の扉』、『扉は閉ざされたまま』に続いて三冊目。
謎解きが、まるでピースをひとつずつ埋めていくように、鮮やかだ。
というか、探偵役の深澤さん、頭良すぎ。
探偵役の「これでもか」という切れ味と、謎解きの展開。これは、どの作品にも通じるものがある。
みんな頭良すぎて、たまについていけない……やっぱりどこか、東野圭吾さんの作品に登場する切れ者たちと似ているかも。
水族館が舞台というのは、とても面白かった。舞台裏がよく描けていたと思うし、キャラクターも個性的。ただ、個性的な人にそうでない人が隠れてしまう、というのはあったか。
水族館は大好きな場所。
そこだけ、時間の流れが違うから。
いつまでもぼんやりと、生き物たちがきままに泳ぐ水槽を見ていたい、と思う。
帯には「胸を打つ感動と美しい謎」。
この帯は、賛否両論だったようだ。
個人的に言えば、この帯を外してなかったことにすればよかった。
そんな先入観はいらない。
謎はよくできている。美しいという表現は当たらないかもしれないけれども。
さらに、ラストに浮かび上がる巨大な水の迷宮をイメージすることができれば、それはあまりにも壮大で夢を見るようなステージだ、と思う。感動は、ここにあるということなのだろう。
それを見てみたい、と心から思う。
ただ、好みの分かれるラストだろう。
読む人が人生の中で、何に比重を置いているか、ということがあらわれるのではないだろうか。
感動やロマンという一言でばーんと割り切れない、ざらついたものを感じた私は、やはり現実的なのかもしれない。
もちろん、夢がなければ心に潤いがなくなってしまう。生きる喜びは、その夢を紡ぐことにあるだろう。
けれど、命と夢が秤にかけられることに躊躇してしまう私は、もう若くないのだ、きっと。
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Comments (Close):2
- 玉虫 06-12-19 (火) 20:38
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あ〜〜〜読みたい。
けどね、この頃一ページ読むのがやっと。
積読本が山ほどたまってしまったのは
例の肉体労働の所為であります(。-_-。 )ノハイ
でもね、今日勾玉が出たよ!
あっちの日記に後でアップするからみてねん〜♪
可愛いよ〜〜v(*’-^*)bぶいっ♪ - ちゃいむ 06-12-20 (水) 0:03
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>玉虫さん
水族館好き?
鳥羽水族館は2回ぐらい行ったよ。ラッコ見た!
西日本のしか行ったことないけど、好きな水族館は
やっぱり海遊館かなあ。
肉体労働はカラダ自体が疲れるから、脳が働かないよねー。
勾玉出たの? すごいねー。
見に行ってみるねん。







