- 2007-05-09 (水) 13:42
- ホンの気持ち★読書
ネタバレには気をつけていますが、読んでいない人は注意です。
『玻璃の天』、北村薫さんのベッキーさんシリーズ第二弾。
以下は本の画像です。
「街の灯」に続く二冊目。
昭和初期を舞台にした、お嬢さま「英子」と女性運転手ベッキーさんが遭遇する、3つの物語。
ちょっと難しいところもあったけど、それは勉強不足かな;^^
今回、最後にベッキーさんの正体が明かされる、ということは知っていた。
昭和初期という時代を考えても、あまり明るく爽やかな内容ではなさそうだなとは思っていたが、ベッキーさんは苦しみを背負っていたことを突きつけられる。
「日常の謎」に代表されるような、おだやかで、透明な雰囲気をまとっている……そんなイメージを私は勝手に作り上げていたのだけれど、時の三部作の最後の一作「リセット」のあたりから感じていた、この時代への想いがここにも流れている。
本の帯にあった一節が、それを象徴している。
「人間のごく当たり前の思いを、
率直に語れる世であってほしい。
だが、そのことが愛する人たちを
苦しめる世だとしたら、
どうすればよいのか。」
今の私たちは、時代がこれからどこに向かい、彼らがどうなっていくのか知っている。
切ないよね。本当に切ない。
そんな中でも、凜としたふたりの女性が、どこまでも愛おしい。
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Comments (Close):2
- non 07-05-11 (金) 0:32
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私も 北村薫もの 読みました〜
「ひとがた流し」
ちゃいむさん 読みました?
学生時代から続く 女性3人の友情物語みたいな〜
「街の灯」読みました。
女性運転手さん 覚えてますよ〜
でも 小説の内容 あんまり覚えてないなあ - ちゃいむ 07-05-11 (金) 14:07
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>nonさん
「ひとがた流し」ね、今回は予算の都合上見送りです(笑
主人公の年代的には、ぜひ読んでみたいですねー。
学生時代から続く友情ってうらやましいな。
「街の灯」、私も図書館で借りたから、事件の内容とかはほとんど覚えてません;^^
時代背景、ちょっと苦手なところなんですよね。







