- 2008-04-29 (火) 10:09
- ホンの気持ち★読書
『家族の行方』矢口敦子。
『償い』に続く2冊目。
以下は、本の画像です。

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ある少年の失踪を調べることになった、女性推理作家の「私」。
息子と一緒に奔走するうちに、意外な事実が明らかに。
他人の「家族」の行方を捜しながら、自分たち家族をも
問い直せざるを得ない、そんなふたりのたどり着いた結末は?
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いなくなった少年の行く末を辿るのが話の本筋なんだけれども、
それをなぜか、懸命にたぐり寄せようとする主人公息子の
何やら不透明な行動、それを見つめる母親の複雑な想い。
平行線で進行していくこのふたつの流れが、
物語のグレーな雰囲気を助長しているように思う。
重いな……
息子と母親って、こんなにワケわかんない関係なのか……。
もちろん、物語上それに理由はあるのだけれども、
主人公目線は確かにリアルなのかもしれない。
うちの息子も、どんどん遠くなっていくのかなあ。しゅん。
そして……
主人公と同じような年代なのに、こうも生活が違うんやな、と;^^
最後に光明があるのは、この人の書き方なんだろうな。
『償い』もそうだったし。
それにしても……
途中の「発見シーン」はリアルで怖かったわ。夢見るわきっと。
『湯殿山麓呪い村』を思い出した!
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Comments (Close):2
- makiko 08-04-29 (火) 11:19
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いつも楽しみな“ホンの気持ち”。
また読んでみたい本が増えました。
家族をテーマにしたものは…重いですよね。
>最後に光明があるのは、
最後に光が少し見えると読んでいて救われます。
(一読者(私)の勝手に希望する読後感)
しかし作家の頭の中ってスゴイですね。 - ちゃいむ 08-04-30 (水) 9:58
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>makikoさん
楽しみにしていただいて、ありがとうございます^^
感想文は苦手なので……とっても嬉しいです。
家族がテーマだと、どうしても自分と重ねてしまうので
つらい設定の場合は、読めないものもありますね。
設定としては、前回読んだ『償い』のほうがつらいですが
小説そのものは『償い』のほうが好きかな。
それにしても……ホント、作家さんてすごいですよね。
想像力だけで書いちゃうわけだし!







