- 2008-04-30 (水) 17:11
- ホンの気持ち★読書
ネタバレには気をつけていますが、未読の方は注意。
恩田陸さんの『中庭の出来事』。
以下は本の画像です。

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舞台は、瀟洒なホテルの小さな中庭。
ある脚本家の死をめぐって、女優たちの告白が始まる。
いったい、何がどこまで真実あるいは現実なのか?
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めまぐるしく変わる「舞台」、現実と虚構のめくるめく迷路。
一度読んだだけではわからない、
ちょっとずつ何かがずれていく、この奇妙な感覚は?
「あれっ?」と思って少し前に戻っても、やっぱり煙に巻かれて、
不可解な思いを抱きつつ進むしかない。
最初から、惑わされることに身を任せる、
たぶん、それがこの物語の読み方だ。
だから、きっちり明快なストーリーを求めるなら、
きっとすぐに眠たくなるだろう。
……ちょっと眠たくなりました(爆)
きっと、感想はその人の感性に非常に左右される作品。
「好き」「面白い」というのと、
「わからん」「苦手」というのに大きく分かれるだろうな。
たぶん、もう一度読めばいいのかもしれないけれど……。
ある意味、実験的要素が大きいのかも。
あと、演劇が本当に好きな人には受け入れられるだろう。
「自分を演じていない人間はいない」
という言葉には、激しく共感;^^
どこか、冷静に自分を分析している。
そして、私はこーゆーヤツだから、こーゆー行動をする、と
「分かっている」。
だから、他人に「あなたにはこんなところがあるよ」と
思ってもみなかった点を指摘されると、
ひどくびっくりすることがある。
それが「いいこと」だったら、とても嬉しいね。
でも、中庭っていうシチュエーションはいいなあ。
アイビースクエアを思い出した。
今ごろは、もうカメがたくさん甲羅干ししているだろうなあ……しくしく。
私は、同じ演劇を扱った恩田作品なら、
『チョコレートコスモス』のほうがわかりやすくて好きかな。
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Comments (Close):3
- うさぎ 08-04-30 (水) 22:46
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タイトルを読み、どんな内容かとドキドキ♪
ちょっと気になる本です。
チョコレートコスモス、最初部分で挫折したまま。(汗)
すっと入り込める本と、そうでないのが多いような気がする今日この頃。 - 美月 08-04-30 (水) 22:53
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(^^読んだのね。あんまりお気に召さなかったかな?
私は「チョコレート」とはまったく別ものとして
これはおもしろかったな?!
なんか、人間を暴く、っていうか。
それに「わけわからんもの」が基本的に好きな私です(^^v - ちゃいむ 08-05-01 (木) 8:33
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>うさぎさん
確かに、とても魅力的なタイトルですよねー。
タイトル通り、素敵な中庭で物語は展開します。
『チョコレートコスモス』は、後半部分にいくにつれて
だんだん凄味を増してきた、という記憶があります。
私も、とっても本の好みは激しく分かれますよー。
>美月さん
うん、きっと好みが分かれるんだろうなあ、と思った。
物語の進行そのものも、舞台チックなので
舞台慣れしない私には難しかったのかも。
私は、観て楽しむよりも入り込んでしまうほうなので、
まだまだお子様なのかもしれんわ、わははは。







