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★読書。『最後の願い』光原百合

ネタバレには気をつけていますが、未読の方は注意。

年末に読んだ本、放置したままなので簡単に感想を。

 

 

光原百合さん『最後の願い』。

以下は、本の画像。

私が読んだのはハードだったけれど、この文庫版の装丁いいなあ。

 

最後の願い (光文社文庫)

 

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人気デザイナー・橘修伍の元に、怪しげな男が訪ねて来た。芝居の舞台美術を

依頼したいと言うのだ。お話にならない報酬に断る橘だが、そこへ死んだ旧友の

妻が訪れる。かつて彼が恋した女性が、冷たい怒りを胸に抱いて…(「最後の言葉は…」)。

劇団立ち上げに奔走する青年・度会恭平とその仲間が、謎に満ちた事件を、

人の心の不思議を、鮮やかに解き明かしてゆく。 (「BOOK」データベースより)

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光原百合さんは、4冊目かな。

「十八の夏」「時計を忘れて森へいこう」

いずれも好きな作品だが、

そして、この「最後の願い」もなかなか良かった。

 

連続短編集。いくつかの「謎解き」が交差し、少しずつ人が集まって、

ラストの「劇団旗揚げ」を迎えたときには、ちょっと感動だった。

いわゆる「日常の謎」形式なんだけれども、けっこう重さのある「謎」。

それを解き明かす彼らのまなざしは、どこまでも役者で、

そしてどこまでもあっけらかんとやさしい。

 

タグ: review, ミステリ, 光原百合

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Comments (Close):2

kigi 09-01-28 (水) 17:53

ずいぶん前に読んだから内容は忘れてるけど、読んでいて楽しかったのは覚えてる。
同じメンバーで続編を書いてほしいと思ってたけど、出てないみたいね。

ちゃいむ 09-01-29 (木) 11:05

>kigiさん
そうなんよ、私もずーっと積んであったの(笑
続編はぜひ見てみたいね。
演劇的視点というのが、なかなか面白かった。
光原さんは、寡作なのかなあ。
もっと読みたいのにー。

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