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★読書。『約束』 石田衣良

※ネタバレには注意していますが、未読の方は気をつけて。

 

 

だいぶ前に読んだので、記憶が薄れていくー。

次の本を読むと、その本のモードになってしまうので、

できるだけ1日1冊に留めようと思うのだが、

「読むぞーっ!」となっているときは、なかなか止められない。

 

さて、石田衣良さんの『約束』。

以下は本の画像です。

 

約束 (角川文庫)

 

———————————-

親友を突然うしなった男の子、リストラに晒され、息子に侮蔑されながらも

日常に踏みとどまり続ける父、不登校を続ける少年が出会った廃品回収車の老人、

女手一つで仕事を抱えながら育てた息子を襲った思いがけない病―

苦しみから立ちあがり、もういちど人生を歩きだす人々の姿を鮮やかに切り取った

短篇集。たくさん泣いたあとは、あなたの心にも、明日を生きるちいさな勇気が

戻っているはず。 (amazonより引用)

———————————-



 

 

もともとは、石田さんが池田小学校の事件を知って、

それを題材として書き上げたのが表題作「約束」。

これは辛くて読み進めない……と思いながらも、

押しつぶされそうな主人公の少年がどこへ行くのか、

どうしても見届けないといけないと歯を食いしばった。

 

どの短編も「再生」がテーマ。

誰かとの「約束」や「想い」が引き継がれていくことによって、

誰もが苦しみながら、新しい一歩を踏み出していく。

だから、ラストは胸が熱くなりながらもどこか清々しい。

「自分なんて」と思うことが多いこの世の中で、

それでも前を向いて歩くしかない、というか

歩いていこう、そんな気にさせてくれる。

 

この中の一編は、不覚にも泣いてしまった。

「これいいよ!」

とオススメした中学生男子には、そういった部分があまり伝わらなかったとみえて

「あんまり面白くなかった」

と返されちょっとショック;^^

まだ大人になりきっていない、そんないろいろな辛い体験をしていない、

ということなのかなあ……

 

というわけで、大切にしたいものをたくさん持っている、

昔ピュアだった大人向け、なのかも。

 

タグ: review, 石田衣良

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Comments (Close):2

美月 09-02-26 (木) 18:44

これ、持ってる。もう一年ぐらい温めてる(^^;
体調のいい「負けないとき」に読もうと思って。
んー、ダイジョウブそうかな?そんなにヘビーじゃない?

ちゃいむ 09-02-27 (金) 9:26

>美月さん
温めてるのねー。
読後感はヘビーじゃないと思うよ。
むしろ、読んでよかったと思える。
ぜひ、ゆっくりと読んでみてね。

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