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★読書。『クローズド・ノート』雫井脩介

雫井脩介さんの『クローズド・ノート』。

沢尻エリカさん主演で映画化もされた。

たぶん映画は観ないと思うんだけど、観たほうがいい?

以下は、本の画像。

 

クローズド・ノート (角川文庫)

 

————————–

マンドリンクラブと文房具店のアルバイトに忙しい大学生、香恵。

以前から気になっていた、前の住人が残したらしい「ノート」を

開いたとき、新しい風が彼女の中を吹き抜けていく。

————————–

 



 

まず思ったのは、装丁の美しさ。惚れるわ。

そして、時代設定がかなり自分と近いのかなあ、ということ。

冒頭に出てくるさだまさしの名曲「案山子」のせいだ(笑)。

よって、こういうちょっとのんびりした時代を経験していない人にとって、

この物語はあまりシンクロしないかもなー、と思った。

映画は、もしかしたらそういうところ、替えてあるのかもしれんけど。

 

万年筆のことは全然わからないんだけど、

当時「万年筆を持つ」ということはさりげにカッコイイことで、

何と「中学時代」「中学コース」という雑誌の年間予約特典に

万年筆がついていたほどだ!

……おっと、これでは年がバレバレ(爆)

今どきは、万年筆なんて流行らないのかもしれないんだけど、

私はちょっと万年筆売り場に行ってみたくなった;^^

モンブランぐらいしか知らないが、子どもの頃、こっそり父の書斎に入り

モンブランを試してみたとき、あの滑らかなインクにココロ躍ったものだよ。

しかし……私の手に馴染む万年筆があったとしても、

もう文字はほとんど書くことなんてないんだろうなあ。さびしいなあー。

 

……あっ、全然本の感想になってないんじゃないの(爆)

 

主人公の天然はいいんだけど、物語の展開は最初から読めていたし

感情移入はできないので、けっこうさらりと読んでしまった。

特筆すべきは、やはり伊吹先生のノート。そして、そこから滲み出る

彼女の考え方や理想、迷い、人柄が本当に素敵だったよ。

 

そして、最後のシーンを意外にすんなり通り過ぎたあとに、

作者のあとがきを読んだ。

ああ、そうなのか、と思った。

控えめに書いているけれど、作者の愛が溢れていることを知る。

書きたかった、書いておきたかった話なのだ、ということが

じんわりと伝わって、胸が熱くなった。

 

さて、『犯人に告ぐ』をほめていた高校生男子は読むかな?

タグ: review, 雫井脩介

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Comments (Close):4

non 09-04-14 (火) 18:45

いいお話ですよね
映画も見てください
沢尻エリカが好演しています。(^▽^)V

マンドリンが登場するので
映画より前に読みました

原作も映画もどちらも良いというのは
私には珍しいですが 
とても原作に忠実に映像化されていて
そして 切り取って飾っておきたいような
素敵な光景が ありました。
監督が色々こだわる人なのだと思います。

この映画が話題になったら マンドリンブームが
起きるかも?と期待していたのですが
エリカさんの言動だけが話題となり
映画そのものはあまり評価されず・・・(・_・、)

このしみじみ感は 大人向きだと思います。
「犯人に告ぐ」は 私的には受けませんでした。

ちゃいむ 09-04-15 (水) 8:27

>nonさん
そうそう、マンドリンが登場するんでしたねー。
nonさんもこういうほのぼのした学生時代を送ってらしたのかなあ、
なんて想像してました。
そういえば、あの言動はこの映画のときだったんですね。
あれでどうも彼女の印象がイマイチとすり込まれました;^^
「犯人…」はまだ読んでませんが、そのうち。

めーちゃん 09-04-15 (水) 8:35

最近文字をジカ書きしてないです。
漢字まずいです。

ちゃいむ 09-04-15 (水) 8:39

>めーちゃん
私も書かなくなったですー。
年賀状とか久々に書くと、すぐ手が痛くなる……

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