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★読書。『九月の恋と出会うまで』松尾由美

※ネタバレには注意していますが、未読の方は気をつけてくださいましm(_ _)m


松尾由美さんの『九月の恋と出会うまで』を読んだ。
以下は本の画像。

九月の恋と出会うまで (新潮文庫)
Amazon.co.jp で詳細を見る

「男はみんな奇跡を起こしたいと思ってる。好きになった女の人のために」
『雨恋』の著者が放つありえない恋の物語・第二弾。
                                (amazonより引用)





タイトルそのものの、まさに「ありえない」ファンタジーな恋の物語。
松尾さんの作品は、SF的部分がかなりうまく融合しているので、SF好きで
ミステリ好きならたぶんオススメ。
不思議だけに終わっていなくて、ちゃんと整合性があるんだろうと。
犯人?探しの要素もあるしね。
ただ、そういうの(SF)から長く離れていて、しかも物理苦手なんで(関係ないし)、
時間空間的な問題は頭の中を通過していったかも;;;^^
また、ストーリー運びにちょっと都合がいいかなーという部分もないではないけれど、
ファンタジーと考えれば悪くない。

主人公が自分について葛藤するシーンに考えさせられた。
自分の「存在」とは何なのか。
自分が今ここにいるということについて。
けれど、それをちゃんと支えてあげようという温かい存在が、
本当はすぐそばにあったのだ。

「クローズド・ノート」にちょっと雰囲気似てたかなあ(あくまでも個人的印象)。
映画になるといいかもしれない。
これが「ありえない恋」第二弾ということは、『スパイク
』は第三弾なのかな。
だとしたら、私は『スパイク』が一番好き。切ないけれど。

ああでも、自分が年取ったなーというのも感じたなあ。
だって、27歳だよ主人公。若いわ。ホント若い!
もともと恋愛だけのものは苦手だけれど、さらに疎外感を感じるようになっていくのか。
心はいつまでも、乙女なんだけどねえーー。
(はいそこで笑わない!)

でも……あらすじにもあるような、そんなセリフを吐いて守ってくれる人がいたら、
ホイホイついてっちゃうよー(爆)。

タグ: review, 松尾由美

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