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★読書。『新参者』東野圭吾

※ネタバレには注意していますが、未読の方は注意を。



東野圭吾さんの『新参者』を読んだ。
久しぶり、ガリレオの新刊以来かな。
以下はamazonの画像。

新参者

Amazon.co.jp で詳細を見る

日本橋。江戸の匂いも残るこの町の一角で発見された、ひとり暮らしの四十代女性の絞殺死体。
「どうして、あんなにいい人が…」周囲がこう声を重ねる彼女の身に何が起きていたのか。
着任したばかりの刑事・加賀恭一郎は、事件の謎を解き明かすため、未知の土地を歩き回る。
(amazon「BOOK」データベースより引用)




加賀恭一郎シリーズ、連作短編集。
加賀さん好き♪

もう読んでからだいぶたってしまったので感動が薄れてしまったが(をい)、
「下町の人情もの」という言葉だけではくくれない、東野さんならではの
展開の上手さと整合性は相変わらず健在だ。
何か、だんだん加賀さんの体温を感じるようになってきたのは、
気のせい?

だいたいが、どの小説にも非常にドライなイメージがあるのだが
私はこの「新参者」みたいな話は好きだな。
物足りない人もいるかもしれないけれど、本当はきっと
日常とはこんな些細で小さな出来事の積み重ねで、
そして、それぞれひとりひとりに人生のドラマが展開しているはず。
かえってリアリティーがあるように感じた。

昔、電車で通学していたとき、ものすごい巨大マンションの横を通るんだけど
そのたびに、電気がついたりついてなかったりするたくさんの窓をみて
それぞれの部屋の中にそれぞれ人が住んでて、それぞれまったく違う人生を送っているんだ、
と気が遠くなるような感覚に襲われてた、そんなことを思い出した。


つか、加賀さんキレ者すぎ(笑)
後から後から、ほんま「回収」が気持ちええわー。


調べてみたら、ドラマ化1回だけしてるみたい。
「眠りの森」がベースで、加賀役は山下真司さん、とwikiにある。
うーーーーーーん;;;^^


ああでも、『眠りの森』も『卒業』も再読したくなってきた。
(彼がここに来る前の事件が『眠りの森』らしい)
本棚から出してこようっと。
『卒業』は、ハードで出てたとき『雪月花殺人ゲーム』というサブタイトルがついてたんだけど
今の文庫にはついていない。
ということは、このハード本は貴重な本なのだわー♪

眠りの森 (講談社文庫)

卒業 (講談社文庫)

タグ: review, ミステリ, 東野圭吾

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Comments (Close):4

めーちゃん 09-12-11 (金) 15:20

>電車で通学していたとき、ものすごい
ふふ。あれやね。

サスペンスは普通にある
ことからの恐怖がこわいです。

ちゃいむ 09-12-11 (金) 17:58

>めーちゃん

おお、近鉄にも詳しいのか(笑

普通にあることからの恐怖、うんうんわかる。
怖さ倍増だよね;^^

kigi 09-12-15 (火) 1:10

やっぱり東野さんの文章は読みやすいし、話の持って行き方がうまいよね。
結末がわかりきってるエピソードでも、うるうる来ました。
このミス1位だったけど、ミステリーという括りで考えると、どうなんだろうね?
小説としては間違いなく面白いけど。

ちゃいむ 09-12-15 (火) 9:00

>kigiさん

うん、こういうフツーな話でも読ませるところがすごい。
昔ほどドライじゃなくなったね。
このミスはこないだ本屋でちらっと見たけれど、
1位だったのは確かに驚いたなあ。
このミスっぽくないと思うもん(笑)
他のは毎回読んでないやつばっかりだから、今回は珍しい。

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