Home > MOVIE > 映画『容疑者Xの献身』

映画『容疑者Xの献身』

※ネタバレには気をつけていますが、内容にも触れるので

 まだ観ていない方は注意!

 

 

というわけで、やっとこさ『容疑者Xの献身』を観てきた。

 

中学生女子が友人と行く約束をしていたので、それが終わってから

観に行こうとしていたら、結局予定変更。

待ちくたびれたじょー;^^

 

例によって例のごとく、読んだのはだいぶ前なので、

「弁当屋」「冴えない天才数学者」「天才同士の対決」「あのラストシーン」

ぐらいしか覚えていなかったので、ちょうどよかったかも(爆)。

トリックほぼ忘れてた……「やられた」ことしか覚えてない;;^^

 

まあ、観てから読んだ方が、楽しく観られるし、ツッコミ楽しいし。←悪魔

というわけで、多少内容に触れるので、注意。

 

 



 

 

まだ原作を再読していないので、これは純粋に映画の感想として。

(読んだらまた別の感想が生まれるかもしれないから)

 

 

さて、最初からキャスティングにかなり不安を残していたのだが……

誰もがいう「石神が堤さんなのはカッコよすぎ!」、実はご本人も当初、

原作を読まれて「自分にできるのか?」と思われたそうだ。

その上で、内面を追求する役作りをしていったとか。

でも、そういうのをすべて吹っ飛ばすほど、堤さんは素晴らしかった。

まぶたの動かし方ひとつに至るまで。別人。

全然カッコよくなかった……まさに、人生に絶望した、ホンマに冴えない高校教師。

 

映画の番宣で、テレビでもやっているド○モのコマーシャル

(のテレビではカットされている続き)が流れるんだけど、

そこにもサラリーマン役の堤さんが出ている。

全然、違います(笑)

最近出演されている映画は、まだ観ていないけれど『クライマーズ・ハイ』とか。

観てたドラマなら、『SP』。これでもか、というぐらいカッコイイ。

 

 

「本当に俳優さんてすごいな……」(「SP」ファンの女子中学生の弁)

 

 

この映画の主役はまさにこの人(=石神)で、湯川先生ではない(きっぱり)。

だから、パンフレットの表紙が、湯川先生と内海刑事だけなのはおかしいだろ!

(ってツッコミそこかよ)

 

松雪さんも、意外によかったなあー。

薄幸だけれど、娘を守って働く逞しい母で。

それは、石神が靖子母子のことを回想するシーンでより強まった。

(そこではすでに号泣)

小さな幸せを手に入れた、その光を石神は感じたんだろうな。

 

舞台設定など、とてもリアリティーがあったと思う。

川沿いに歩く通勤の道で、ホームレスの人がたくさんいるところとか。

雪山は突然出てきてびっくりなんだけれど、

そんな本格的な登山にホイホイついていく湯川先生も、やっぱり少しは

登山経験者なんだろうね?

じゃないと危ないよーーー;;^^ 遭難するよーーー。

これは……原作にはなかったのではなかったかな?

 

全体的には、ドラマの雰囲気はほんの最初しかなかったので、よかった。ほっとした。

あの雰囲気は、この原作に合わないからなー。

脚本家さんが同じというのも驚いたけれど、制作の人たちは映画とドラマを分けるところ

まで考えて作っていたようで、観せ方もだいぶ違っていたから、ドラマを観て

映画を観たくなった人は、「何か雰囲気違うね?」と思うだろう。

 

天井を使って、四色問題を考える石神。

何か清々しい、少年のような表情に涙が止まらなかった。

この人は、本当に数学が好きなんだね。

どこででも(数学の)研究はできる……それがなぜこのようなことに、と湯川は思っているだろう。

実際そういうセリフもあった。

恵まれた湯川には、きっと永遠にわからないんだろうなあ。

 

ラストの歌は胸に来た。うん。

でも、「最愛(歌タイトル)」と「献身」は、たぶん違うね。

 

というわけで、ハンカチ必須。

と思ったら、家族の誰も泣いてなかったよ……。

 

「……どこで泣くの?」(相方)

 

蹴ったろか、ほんまにーーっ!(怒)

タグ: MOVIE, review, 東野圭吾

ひょっとして関連するかもしれない記事♪

Comments (Close):6

non 08-11-18 (火) 14:12

映画は見てないけれど~
本の方は 割合最近読んだので まあ覚えてます。
堤さん 好きな俳優さんなのに
あの役だなんて?あまり見たくないです(笑)

本では あくまで主役は 湯川さんよ~

原作とドラマと映画
それぞれに ファンがいるのでしょうね。

ちゃいむ 08-11-18 (火) 14:43

>nonさん
私、かなり内容忘れちゃってて;^^
近々読み直す予定です。
堤さん、本当に別人で、俳優としてすごいと思いました。
ファンの人なら、えーと思うかも。
私は、映像と原作はまったく別物と思うことにしているので、
ドラマはまたドラマで突っ込みつつ楽しんでました。
原作とまったく同じように映像化するなんて、絶対に
不可能ですもんねー。

りーふ 08-11-19 (水) 18:15

映画観終わってから原作を読み始めたはずなんだけど・・・積ん読本の中に埋没してる^^;
でも、もうちょっと経ってから読んだ方がいいような気もしてるし。

私も、もし独りで観てたら号泣してると思う。
堤さんはすごい! 主演は堤さんだよねぇ。
でも助演ってことになってるんだろうなぁ・・・なんか悔しい。
天井の四色問題と、最後の嘆きのシーンは、今思い出してもウルっとくるよ・・・。

ちゃいむ 08-11-20 (木) 9:36

>りーふ
封切ってかなり早く観に行ってたよね。
うらやましかった(笑
息子さんの感想、どうだったのかしらん。
堤さんの演技は、本当に印象に残ったわ。
当たり前に「かっこよくない人」が演るよりも、
ずっと深いのかもね。
天井のシーンはホント泣けて泣けて……
というわけで、早めに原作読むつもり;^^

りーふ 08-11-20 (木) 11:38

息子は原作読んでたので、「原作に比べてどうだった?」と訊いたら、
「石神は、ほんまはもっとカッコよくない。それから、工藤さんがイメージと違う。」と。
堤さんは演技が上手くて、原作とは違ってても受け入れられたけど、
ダンカンさんにはずっと違和感感じてたみたいね^^;

堤さん、髪の毛を白髪に染めるだけじゃなく、抜いて役作りしたらしいね。
生え際、あの作品では後退してたはず(爆

ちゃいむ 08-11-20 (木) 13:11

>りーふ
うんうん、もっと髪は薄くて太ってて…という設定だったからなあ<原作
それでも、抜いて役作りってのはすごいよねー。
そういえば、前の毛もかなり少なかったな。
原作とはちょっと工藤さんの立ち位置が違ったようなので、
(これはパンフレットに書いてあった)
息子さんは、そういう印象を受けたのかもしれないね。
でも、一緒に映画観られる高校生の息子っていいわあー。

Home > MOVIE > 映画『容疑者Xの献身』

Search
Feeds
Meta

Return to page top