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古畑任三郎スペシャル#2 VSイチロー

お正月撮りだめのスペシャル、やっと見られた。>遅遅遅
古畑任三郎の最終回スペシャル、第一夜はダブロクに失敗して撮れなかった(涙)。
というわけで、第二夜の「VSイチロー」。
以下、いろいろネタバレもあるので、もしかしてまだ見ていない人は注意。
率直に言うと、「イチロー、シロートなのに演技うまっ!」の一言。
もちろん、本物の役者さんに及ぶほどではなく、たまに不自然な部分もあったけれど、コマーシャルぐらいしか出たことなくて、あんなにセリフもきちんと言えて、存在感も抜群なら、言うことナシだろう。
自分の目つきの鋭さ?もうまく使っていた。
だけど、自分の役とはいえ、不思議な役だったなー。
古畑さんが何度も「ホント(のイチロー)はこんなことしません」みたいなコメントを入れていたのも、やはり本物のスーパースターに気を遣ってか。
だが、脚本は「イチロー」というキャラを最大限活かしていたと思う。
でも、嘘をつかない人間なんてこの世にいないよ、とは思った(笑)。
嘘をついたことのない人間は、聖母マリアだけだからね?あ、ちょっとズレたか。
それに、嘘をつかなければ、犯罪は絶対にバレてしまう。
犯罪がバレるかバレないか自体がゲームだったとしたら、それはあまりにもリスクが大きい。
そういう意味では、今の名声を捨ててまで兄のために…という設定は、ちょっと弱かったかも。確かに、野球を教えてくれたのが兄で、自分の原点だってことはわかるけど。
あと、カプセルを飲ませる時、2個のうちの毒入りひとつを、確実に相手に飲ませることができたのはなぜ?
もしかして、何か見逃したかなー。途中でお茶入れに立ったりしたから;;^^)
もう1個。加湿器ってそんなに激しく加湿するんやね。
我が家には加湿器がないので、よくわからない。
というわけで、まあまあ楽しめた(^-^)
ちなみに、「イチローがあやしいと気づいたのはいつでしょう」は、全然気づかなかった(爆)。やられたー。

『エンド・ゲーム』 by恩田陸



「常野物語」シリーズ最新刊。最初に出た「光の帝国―常野物語」の中に収録されている一編、「オセロ・ゲーム」の続編。

光の帝国―常野物語 (集英社文庫)

というより、「オセロ・ゲーム」は短編だからプロローグという感じで、今回の「エンド・ゲーム」が本編ということになるのかな。
だから、これをいちばんに読むと、なんのことやらさっぱり分からないかもしれない。
感想としては、「常野物語」の中では、かなりハードな話に分類されるのではと思った。「常野」の一族自体が「精神世界」をテーマにしているが、これまではかなり表に表れる人間模様が描かれてきた。
だから、どちらかといえば、SFに近いんじゃないか、という気がする。
だから、きっと好き嫌いが分かれるところだろう。
「裏返される」恐怖、過去のトラウマ、正体のわからない「あれ」。
まさに、「迷宮」という言葉がふさわしい。じっくりと読んでいくと、眩暈がするかもしれない。
以下、読んでいない人は注意。


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『蒲公英草紙〜常野物語』by恩田陸



恩田作品自分としてはイチオシ「光の帝国―常野物語」の続編なので、ハードを買った。

光の帝国―常野物語 (集英社文庫)


懐かしく、キラキラしたいとおしい日々の物語。鮮やかな人物描写が素晴らしい。
人間の記憶とはきっとこういうもので、ずっとずっとあとになってから光るものを取り出して、そっと眺めるものなんだろう。
物語そのものは、あまりにも切なく、さらに一転したラストは、希望の光があまりにも薄い時代のせいで、胸に重くのしかかる。
それでもやはり人は生き続けるのだ。

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